哲学・文学・音楽・芸術・神話
太陽から火を盗んだ大きな鳥が
私に微笑んだその時から
心の真ん中で彼の秘密が
灯のように明滅した
彼は木々を脈に変えたし
風を刃に、水をガラスにして
森の一角を庭にしては
その芸術で動物たちを
楽しませ、笛を吹いていた
彼の飼う大きな鳥の歌が
私の琴線を震わす時には
ただ眠くなり目を閉じて
あの庭のことは忘れていた
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